CrowdWorksで講座モニター案件を受注したら激しく後悔することになったので、自戒と注意喚起を兼ねて、経緯や気になったことをここにまとめます。
同様の講座モニター案件が気になっているワーカーさんに、この記事を判断材料として届けられたら嬉しいです…
案件やクライアントの安全性を判断するポイント
CrowdWorksでワーカーが避けるべきだな〜と感じた、怪しい案件/クライアントの特徴は、この記事に書いたら長くなってしまったので、別記事にまとめました!↓
今回の講座モニター案件について
これまでの経緯
私はCrowdWorksの受注実績を増やしたくて、とりあえず目についたライティング講座の無料モニターの案件を受注しました。(ここで言うライティングとは文章を書くこと?です。)
ブログを運営しているし、文章力が向上したら良いな〜と少々期待していたのもあります。
初回の講義の時点で、あまりの怪しさに受注したことを後悔したんですが、受注実績欲しさだけで頑張って継続し、全6回の受講を終え、なんとか契約終了まで漕ぎ着けました… 結果、この6日間で学べたことは特になし…
CrowdWorks上の契約は終了しましたが、講座は今後も進行するらしく、興味がある人は引き続き受講できるようです。しかし、他のワーカーさんから向けられたクライアントの評価に、有料講座にシフトする旨が書いてあったので、おそらく今後どこかで有料講座にシフトするものかと思われます。
ということは、この案件の本当の目的は、有料講座への引き込みなのでしょう。モニター案件なのに添削やアドバイスは必要としていませんでしたし、モニター案件にしては契約ワーカーの数が多すぎる気がします。
前触れもなく契約後にLINEへ誘導されて、それから納品までは、CrowdWorksを介さずやり取りをしていました。
トラブルがあった際にCrowdWorksの介入を拒むためだったり、LINEアカウントの友達数を増やしたかっただけなのかもしれませんが、CrowdWorks上の私の個人情報とLINEのアカウントの情報を紐付けて、悪用目的の”カモ”リストに入れられた等といった可能性もあります。
今回の案件の触れ込み
- 稼ぐためのライティング講座の無料モニター!
- 準備段階の講座を受講し感想を書くだけ!
- 勉強しながら報酬が貰える!(報酬は100円ちょい)
- 既にライティングを実践している方は応募を控えてください
既にブログはやっていますが、「ライティングを実践」しているつもりはないので応募しました。
具体的な作業内容
- 講座のLINE公式アカウントから、一日一回送られてくるコンテンツに目を通す
- 目を通した後、毎回、LINE上でアンケートへの回答を送る
- 全6回なので6日間継続して業務を行った後、CrowdWorksにて納品完了報告をする
アンケートの内容
- 学んだこと/学べたこと
- どういった行動変容が促されたか
私の場合は、毎日受け取ったリンクへアクセスすると、リダイレクトページを経由した後、5000〜6500字程の文章があるページに辿り着き、それを読むというものでした。
講義の内容
- 講師の簡単な自己紹介、過去の苦労話/成功話
- セールスライターという職業は素晴らしい!
- CrowdWorksは稼げない!
- スクールには通うな!独学は挫折しやすい!経験者に質問できる環境があるといい!
- 初期費用はかかって当然!
これが、私が受講した6日間の基礎編と称された講義の全てでした。これ以上でもこれ以下でもないです。文字数の割に内容が薄かったです。
この基礎編は、学習に必要な最低限の基礎知識の解説ということだったんですが、私が期待していた技術面で学べることは、ありませんでした…
まぁ、この案件の本当の目的は、おそらく有料講座への引き込みなのでしょうし、無料モニターで何か学べたらな、と期待した私も烏滸がましかったです!
私が怪しんだポイントと推測
まず、講義内容の項目ごとに私が感じたことを挙げてみます。
- 講師の簡単な自己紹介、過去の苦労話/成功話
→存在するかも不明な講師
自己紹介は、講師の下の名前やアバウトな収入しか書かれていません。
実在する講師なら、読者に認知してもらうために、フルネームや、SNSアカウントのIDや、詳細な活動経歴等を書くはずです。講師の顔として顔写真が掲載されていても、どこかで拾った見ず知らずの人の顔写真、どこかで買った誰かの顔写真という可能性もあります。
- セールスライターという職業は素晴らしい!
→美味しい話しか書いていない
本当に現役で、その職業で稼いでいる講師なら、その職業のデメリットも知っているはずです。美味しい話しか書かないのは、よくある詐欺の特徴です。
- CrowdWorksは稼げない!
→CrowdWorksで稼ぐ為の話じゃなかったの?
案件の概要に、「CrowdWorksで稼ぐためのライティング技術」と書いていたのですが、講義の内容ではCrowdWorksで稼ぐことを否定しており、矛盾しています。受講を終えたワーカーに、CrowdWorksを離脱させ、自分のところで囲い込みたいのかな、という印象。
- スクールには通うな!独学は挫折しやすい!経験者に質問できる環境があるといい!
→興味を持った読者を留めておきたいのかな
興味を持った読者が、他の場所に行ってしまうのを阻止している感じがします。
- 初期費用はかかって当然!
→今後お金がかかることを暗示しているのかな
興味を持った読者に、今後お金を払ってもいいと思わせる為の誘導文です。有料講座が今後始まることを示唆しているのだと感じます。
クライアントとのやりとり
LINE上でのクライアントは、日々のコンテンツの送付はbotでした。回答への反応が送られてくる時間にはムラがあったので、回答のチェックは誰かが手動でやっている感じでした。また、同じ案件を受注したワーカーさんで、不都合な内容になると、クライアントからの返事が返ってこなくなると言っている方も居ました。
後悔と反省
同様の系統の案件では、多少怪しくても、少し学べることがあるものも存在するようなので、勧誘/商材系かも…と感じつつも少し期待して継続していたんですが、私が今回の案件で学べたことはなく、ただただ時間の無駄でした… あ、CrowdWorksのガイドラインに詳しくなれたのは、収穫と言えるかもしれません!
なんといっても、日々講義内容を読むのがしんどかったです… 詐欺サイトや勧誘サイト、いきすぎたアフィブログによくある、わかりやすい誘導文でした。(例: 改行の乱用、単純な装飾で強調された文章、繰り返される不幸/成功自慢など)たまに読者を煽ってくるシーンもありました…
「ライター職が稼げると知っていたら、CrowdWorksでアンケートに答える仕事なんてしなかった」と、アンケートに答える仕事を受注している読者を平然と煽ってくるシーンがありましたw
とにかく、怪しい案件に軽く引っかかったふりをしながら業務を続けるのは、精神的にも苦痛でした。今後はクライアントや案件内容をしっかり見極めて受注するようにしたいです。というか、そもそもCrowdWorksのお仕事はもう自分から取りに行きたくないw
参考になったブログ
【怪しい】クラウドワークスのライティング講座には注意|ハムフロ
↑ハムフロさんが出会ったライティング講座は、私のものと比較すると信憑性が高く感じます。比較的学べることがありそうで羨ましいです… LINEへ誘導したり、CrowdWorksを否定したり、不幸自慢がしつこかったりする点は私のものと同じですねw
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