一目惚れしたIKEAランプの落とし穴

先日ネットで一目惚れした照明、IKEA HÖGVIND(ホーグヴィンド)テーブルランプ。ニッケルメッキの台座とグレーのガラスシェードがおしゃれで、内蔵バッテリーの劣化が気になっていた月型のライトと取って代わるものにしようと、早速スマートホームに組み込もうとしたら、まさかの落とし穴。
なぜE17マルチカラー電球は少ないのか
HÖGVINDは、一般的なE26より一回り小さいE17口金。どうせならマルチカラー電球を入れたくてE17口金の商品を探すもなかなか選択肢がなくて。うちはSwitchBotのハブをメインで使っているので同社のスマート電球が使いたかったのだが、E26口金のものしか出ておらず。他のメーカーのものを探すも…
- Philips Hue: 高額で別途ハブ(ブリッジ)が必要。パス。
- 他の怪しいメーカー: 安いけど、耐久性やセキュリティ面が不安で却下。
- 既存のE17スマート電球: そもそも選択肢が極端に少ない上に、+スタイルなどの有名どころも売り切れで手に入らない!もちろん別途ハブが必要なものもあるし。
スマート電球がないなら、コンセントにSwitchBotのスマートプラグを挿してON/OFFを制御するか…?でも、マルチカラーが使えないのは妥協できない!それか赤外線リモコン式の電球か…?と頭を抱えました。
E26スマート電球+変換アダプター作戦を決行

E17のマルチカラーは諦め、すでにうちでもたくさん使っているSwitchBotのE26マルチカラー電球を、変換アダプターを使ってHÖGVINDに無理やり(?)取り付ける作戦に切り替えました。「アダプターを使っても電球が大きすぎて、シェードに収まらないのでは?」という懸念がありましたが、実際にランプが届き、検証してみた結果…
HÖGVINDの電球スペースは、SwitchBot+アダプターでも入る!が注意点も
ランプの内部を確認してみると、予想以上に空間に余裕があり、SwitchBotのE26電球にアダプターの厚みを足しても、収まることが分かりました。
ただし、E17より光源が上に来るため、ランプの下の方(台座付近)は光が届きにくくなり、暗くなるというデメリットがあります。これは構造上仕方ないので、上部をメインに照らす照明として割り切ることにしました。
消費電力制限(8.6Wの壁)
ランプに「8.6Wまで」という消費電力の制限があるのを発見。SwitchBotスマート電球の定格消費電力は10W。
私は明るさを〜25%程度の微光で使う予定です。LED電球は調光レベルに応じて消費電力が下がるため、100%で使わなければ8.6Wを大幅に下回ります。これで安全面もクリアです。
SwitchBotなどのスマート電球は、初期セットアップ時に100%の最大光量で点灯します。もしHÖGVINDに取り付けた状態で100%点灯すると、定格10Wとなり8.6Wを大幅に超えてしまいます。
対策として、HÖGVIND以外の10W以上のE26照明器具で先にセットアップを済ませ、明るさを25%以下に設定してから、HÖGVINDに移動させて使うことにします。これで最初のオーバーロードを防げるはず。
HÖGVINDとSwitchBotの融合が成功!

SwitchBotスマート電球をアダプターを噛ませてHÖGVINDに取り付けました。ちゃんたランプ内部に収まりました。ただし、やはり光源が上なので、ランプの下の方は少し暗くなります。
早速Google Homeに連携し、日没や就寝時にオンオフ・明るさ・色が変わるようオートメーションを設定しました。安くておしゃれなIKEAのデザインと、便利なSwitchBotを組み合わせることに成功しました。
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