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ベビーパウダーの違いがなんとなくわかってきた

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違和感を感じるまで

私は、肌のベタつきが許せないマンで、特に夏場はベビーパウダーがないと乗り越えられません。

先日、それまで使っていたピジョンのベビーパウダーを使い切ったので、Amazonや他比較サイトで高評価を得ていた、和光堂のベビーパウダーに乗り換えてみたんです。Amazonではこれがずば抜けて安かったし。パフ付きだし。

わし
わし

期待大

今まで使っていたピジョンやジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーは、いずれも主成分が「タルク」だったんですが、和光堂のこの製品は、タルクの代用品としてコーンスターチが使われているようで、「タルクフリー」だと言われて崇め奉られていました。

コーンスターチは、トウモロコシを原料とするでん粉。

そのコーンスターチのせいなのかわかりませんが、和光堂のこの製品は、今まで使っていたベビーパウダーのどれとも、使用感が全く違ったんです…!!

粉質粒子が大きくザラつく → 伸びない、肌に馴染まない
使用感服と擦れる箇所はすぐ粉が落ちる → 肌のサラサラが持続しない
付属パフ硬めでしならない → 肌にフィットしない
いずれも初めての経験でした…
わし
わし

なんか全然みんなが口コミで言ってるように粉が伸びないし、スクラブみたいにザラザラだし、抜群の吸水性で皮脂まで含んでしまっているのか余計にベタつく感じするし、「紅茶の香り」もミルクティ味のプロテインみたいな微妙な匂いだし… てかなんでそんな変わった香りつけたん??

比較

あれ??今までのベビーパウダーもこんなだっけ??いやそんなことないやろ流石に…!!と、違和感だらけの使用感に大変困惑していたので、ダッシュで薬局へ。100グラム200円ちょいで売ってたジョンソン&ジョンソンのベビーパウダー(シェーカータイプは初めて)を買ったので、使用感を比較してみました。

わし
わし

ジョンソンのベビーパウダーは遥か昔に丸型のものをしばらく使ってたんですが、使用感等の記憶はほぼゼロでした。

↑和光堂の方はパフで粉を肌に乗せた状態、ジョンソンの方はフタの穴から直接粉を出した状態↑

和光堂の方は、手で粒子を伸ばしても、ざらっとして、ずっと肌に粉が浮いたまま残る感じ。

一方ジョンソンの方は、手で粒子を伸ばすと、肌に即馴染んで粒子は消滅!手触りは微粒子すぎてほぼ無し!ただ香りがちょっとキツめ?化粧品っぽい香りがします。和光堂の謎の紅茶の香りよりは全然いいが…

ジョンソンの容器は、フタをねじると穴が開通してそこから粉が出せるという仕組み。けっこー使いやすい!

ちなみに、今まで使っていたピジョンのベビーパウダーは、全く残ってなくて比較できず…

わし
わし

ネコのおもちゃ入れにしちゃってる…

私の記憶が正しければ、ピジョンのこの製品の使用感は、ちゃんと馴染むし!匂いもほぼ無いし!粒子も細かい方だし!和光堂以上ジョンソン未満って感じでした。多分…

同じベビーパウダーの中でも、製品によってこんなにも差があったなんて…

この3つの中なら、私はジョンソン一択かなぁ。やっと製品による違いがわかってきたので、他の製品も色々試して比較してみたくなりますね。(するとは言っていない)

商品名和光堂 シッカロールナチュラル
容量120g
有効成分酸化亜鉛
その他の成分コーンスターチ、
植物性スクワラン、
チャエキス(1)、
ステアリン酸Ca、
ベンゼトニウムクロリド、
香料
香り紅茶
パフコットンパフ付き
商品名ジョンソン ベビーパウダーシェーカータイプ
容量100g
成分タルク、
香料
香りあり
商品名ピジョン 薬用ベビーパウダー ブルー缶
容量150g
有効成分酸化亜鉛
その他の成分タルク、
無水ケイ酸、
ステアリン酸マグネシウム、
流動パラフィン、
スクワラン、
メチルポリシロキサン
香り無香料
パフ別売り

タルクか、コーンスターチか

で、和光堂の方の口コミでたくさん書かれていた、「タルクフリー」という言葉。みなさんやたらと有難がってたんですが、そんなにタルクフリーが良いのか??と思って、ざっと調べてみたんです。

調査

まず、タルクはアスベストを含む天然鉱物らしいんです。

石綿(アスベスト)の繊維は、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、肺がんを起こす可能性があることが知られています(WHO報告)。 石綿による健康被害は、石綿を扱ってから長い年月を経て出てきます。

アスベスト(石綿)に関するQ&A |厚生労働省

アスベストの医学上の問題点は、その微細な針状の繊維という物性に由来するものであり、化学的な組成は、地球上の他の鉱物と同様であり、発がん性の元素や化学物質が含まれている訳ではありません。

ベビーパウダーとアスベスト | 健康ファイルボックス | いい医療.com

1987年7月に、ベビーパウダーの原料のタルクにアスベストが微量混入していた!発がん性物質の混入だ!と社会問題になったようで、以降、国内では厚生労働省が定めた徹底した品質検査が義務付けられているそうです。

11社19製品を調査し、5社5製品のベビーパウダーにアスベストの混入が認められたとのことで、その後ベビーパウダーに用いられるタルク中のアスベスト試験法が定められ、現在の製品には混入してはいません。

ベビーパウダーとアスベスト | 健康ファイルボックス | いい医療.com

アメリカのジョンソン&ジョンソンは、安全性を説明し続けていても、ベビーパウダーの原料にタルクを使う限り消費者に訴えられまくるようで、今後はタルクをやめてコーンスターチにするそうな。

製造・販売の停止については、「世界的な製品ラインアップの評価の一環として、コーンスターチを原料とするベビーパウダーのラインアップに移行するという商業的な決断をした」と説明。

米J&J、ベビーパウダーの原料をコーンスターチに変更へ がん訴訟受け- BBCニュース

また、アスベスト被害の労災認定の事例はたくさんあるようですが、ベビーパウダーによるアスベスト被害の労災認定事例もあるそうな。参考: ベビーパウダーも危ない! アスベスト被害急増の恐怖 | Close Up | ダイヤモンド・オンライン

でも、タルクの代用品として普及されつつあるコーンスターチも、ちょっと問題がありそうなんだとか。

医学的な観点からはタルクの様な無機物よりもトウモロコシ等の有機物の方がアレルギーを遥かに強く起こし易く、手術用のゴム手袋等の表面保護剤としてはタルクの方が安全とも言われています。

ベビーパウダーとアスベスト | 健康ファイルボックス | いい医療.com

結局

タルクとコーンスターチ、原料はどちらがいいのか…

タルクのベビーパウダーを使って肺を傷つけるくらいアスベスト吸い込むのも良くない。でも、タルクのベビーパウダーを作る側は、徹底した品質検査の元、アスベストの混入はないと言っている。

コーンスターチのベビーパウダーを使ってアレルギー起こすくらい摂取し続けるのも良くない。でも、摂取といっても食べるわけじゃないし、大人が使う分には大丈夫かもしれない。

わし
わし

どっちがいいのかわからん

結論

凡人にとってはなかなか難しい選択なので、
もう原料は気にせず、使用感が良いものを選んで使っていこうと思います!!!

おすすめは、粒子が超細かいジョンソンのベビーパウダーです!!シェーカータイプの容器も割と使いやすくてびっくりです!!嵩張らないし!

追記

和光堂のコーンスターチの方は、吸収性が非常に強いので、汗をどうにかしたい部分には良いかも。ただ、粒子が大きく、服等が擦れるとすぐ落ちてしまうので、顔や首の部位に適している気がする。顔に叩いておくと、寝起きのベタつきがなくなる。ただ、顔の小鼻等の高いところが乾燥することもある。

ジョンソンの方は、粒子が細かいので、脇や背中の衣服の中でもサラサラが持続する。腕時計の装着面にはこっちが適している。

商品名和光堂 シッカロールナチュラル
容量120g
有効成分酸化亜鉛
その他の成分コーンスターチ、
植物性スクワラン、
チャエキス(1)、
ステアリン酸Ca、
ベンゼトニウムクロリド、
香料
香り紅茶
パフコットンパフ付き
商品名ジョンソン ベビーパウダーシェーカータイプ
容量100g
成分タルク、
香料
香りあり
商品名ピジョン 薬用ベビーパウダー ブルー缶
容量150g
有効成分酸化亜鉛
その他の成分タルク、
無水ケイ酸、
ステアリン酸マグネシウム、
流動パラフィン、
スクワラン、
メチルポリシロキサン
香り無香料
パフ別売り

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